最初は陰性になってしまうこともある性病の抗体検査

性病に分類される病気はいずれも感染症であるということが特徴であり、細菌、ウイルス、真菌などが原因病原体となることが知られています。性器の異常や全身的な症状を感じたときには何が原因であるのかを突き止めることが大切であり、そのために検査が行われるのが一般的です。細菌やウイルスに対する感染症である場合には、一定期間を経てその細菌やウイルスに対する特異的な抗体が作られるようになります。これを検出することによって何に対して感染しているかということを判断するというのが一般的な検査手法となっています。抗体は抗原となる細菌やウイルスに対して特異性が高いことからその信頼性の高さがメリットであり、検査自体にも簡単なスクリーニングキットが開発されていればどの医療機関でも迅速診断が可能になります。そのため、性病の即日検査が実施されている性病科なども多くなってきており、性器に異常を感じた際などには受診すれば速やかな診断をしてもらうことができるようになっています。しかし、気をつけなければならない点が一つあり、感染した最初のうちは抗体が検出できないことが多く、検査で陰性になってしまいやすいということです。抗体が十分に産生されるまでには数週間がかかる場合も多く、感染したかもしれないと感じてすぐに検査に行っても陰性になってしまい、その一ヶ月後に検査を受けたら陽性になるということも十分にあり得ることなのです。細菌やウイルスの感染の場合には抗体の酸性に時間がかかるために最初にウインドウ期間があるということは、迅速検査として知られている抗体検査によって性病の有無を調べる際に注意しなければならないこととして覚えておくべきことです。