認知症に似た症状や喉の渇きなどが出る性病も

性病は、風俗関係の仕事をしている人や、同性愛者だけの特別な病気だと思っている人もいるかもしれませんが、今はそれほど特別な病気ではありません。性行為の経験がある人なら誰にでも感染の可能性があり、高校生や会社員も例外ではありません。
性器周辺にできものができたり、腫れや痒みが出たりすると、誰でも異常に気付きますのでまだ良いですが、ほとんど自覚症状のない性病も存在します。このため性生活がある人は、定期的に検査を受けるのが理想です。パートナーがかわったときはもちろんのこと、かわっていなくても、パートナーがほかの異性から感染する可能性はゼロではありません。
性病とは思えないような症状が出ることもあります。例えばHIVでは認知症の初期症状に似た症状があらわれたりします。また梅毒では口の渇き、目の渇きが出ることもあります。症状からは分かりにくい病気も多いため、早期発見のためには定期的な検査が欠かせません。そうはいっても健康診断のように、定期的に性病検査を受けることに抵抗を覚える人は多いでしょう。定期検査が無理でも、少しでも異変を感じたら受診するようにしましょう。
性病の代表的な初期症状は、性器周辺の痒み、痛み、かぶれ、腫れ、水泡、排尿する際の痛み、喉や口周辺のかぶれや痛みなどです。下着におりものが多くつくようになった時も感染を疑ったほうが良いでしょう。肛門付近の痛みや、発熱、嘔吐、筋肉痛といった症状としてあらわれることもあります。
検査は血液検査、視診、尿検査などです。まずは問診をして症状を話した後、疑われる性病の種類によって検査の内容が異なります。器具を使った内診が必要になることもありますが、耐えられないような痛みはありません。